今週は信徒執筆です

感謝する

 12月8日     H.A           

 秋の八ヶ岳南麓、主人とふたりで、栗拾いをしながら散歩しました。

 その実は風が吹くと降りてくる神様からのプレゼント。 いろいろな恵みをいただいていますが、降ってくると とても嬉しい・・・・・

 拾った実を持ち帰ると、私の家族は茹でてせっせとむいてくれました。 その実はとても小さく、天津甘栗より小さい。天津甘栗のように ぱかっと割れるわけじゃないから、 とても手間がかかるのです。でもその天然の実はとても美味しいものでした。

 スローフードってこういうことでしょうか。 ファストフードとコンビニエンスストアを嫌う主人には、ときどき不便かなと思うけれど、 食べるためにはよく手を動かす彼は こんな時は英雄に見えます。

拾った実を食べるとき、出エジプト記のマナを思い出します。

 <主は慈しみをもって贖われた民を導きだされたが、 彼らはいくたびも不平を述べたてた。主は不平を聞かれて、マナを降らせてくださった>

 不平を述べ立てたり、よくばったりする、まるで私のことのようではずかしくなります。 神様は、私たちのゆくての必要は すべてご存じで、与えてくださいます。

 ただ、信じて感謝して受ければそれでいい。

 日々の糧も、環境も、家族も、神様がくださるすべてに、心から感謝するものでありたいと、 思う秋でした。

(2013年12月08日 週報より)


戻る