今週は信徒執筆です

『未来』

 菅原克広    

 21世紀に憧れていた子供の頃。 今のこの時代をどのように想像していたか…。

 僕たちにとっては、せいぜいテレビで見ていたドラえもんの世界が頭に浮かんだ程度。 しかし改めてこの世界を見てみると、想像を遥かに越える世界になっていると。 まずは携帯電話の普及とその進歩。 まさか携帯電話がテレビやビデオまたはラジカセに変化するとは考えもしなかった。 また同様にパソコンの発展と普及も凄まじい。

 何を隠そう、いまこの週報文も、電車のなか携帯電話で入力しています。 入力してから会社のパソコンに転送しWordに貼付ける。と言うことです。 最近では外出や出張が多いこともあり、電車の中でこんな仕事のやり方も覚えました。

 話しは戻りますがこのように想像以上の技術の発展により便利になったこの環境を 私達がどのように捉えるか…。震災時に体験した家族と連絡がとれない、 交通マヒによるパニックは日々の便利さに釘を刺すものだった。 また便利で安全安心、低価格と社会を偽って利権を貪った原発は、 子供の頃には想像すら出来なかった未来の汚点と言えます。 政治家の方々も今だからこそ反原発と強く掲げてはいるものの、 その危険性は多くの人達は知らなかったのではないかと思います。 わたしもその一人ですが。  

 これからも技術がますます発展し、携帯電話でゲームに興じる子供、 若者、大人達。遠いむかしの偉人達や発明家が考えていた以上に便利になったこの世界で、 私達は代わらず正しいものを求めています。 イエスキリストの代わらぬ愛と赦しこそがこれからも私達が未来に求めるものと信じます。

(2013年10月13日 週報より)


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