今週は信徒執筆です

「成人式」

 菅原克広    

 この春。魚嫌いで『ちびすけ』だった我が家の長男が成人式を迎えました。 今では僕の身長を越え、何処から見ても立派な大人。初めての子供という事もあり、 僕はデレデレ…良く抱っこもしお風呂にも入り。嘘八百の作り話を聞かせて(笑) …眠るまで傍にいたものです。そんな息子が頼もしくなりました。 最近では、残業で深夜に帰宅して一杯やってる僕のそはにやって来ては、 遅くまで語り合うことが増えました。 夜の雰囲気のせいか?普段では話さないことや質問を投げかけてきます。 『仕事のこと、教会のこと、私たち夫婦の出会い等など』 びっくりした事に彼は僕が思っていた以上にしっかり者で本を良く読んでいたこと。 たまには本を読みなさいと言った僕が、逆に息子から本を貸してもらうという始末。 我が家と言うよりも僕は、子供達に勉強をしなさいと言った経験はあまりなく。 普段の行動に対しても緩やかなもんで… そのかわり奥様がガリガリやってくれています。 僕は責任が無いというか?いい加減な性格というか?正に友達みたいな親子です。 教育論などという大層なものを持ち合わせているわけもなく。 子供であろうが大人であろうが自分の意思ややる気に任せています。 そんな息子がすくすく元気に育ってくれたこと。 いい加減な父親のもとに生まれたこと。『一切合切』神様のご意思と愛を信じています。

  今後、この子がこの子達がどのような環境でどのように育って行くかは、 神様しかご存知ありません。ただ…僕が願うことは、 自分は罪人で神様に守られていることを感じて信じる時が来てほしいと。 彼は小さな頃から教会に連れて行かれており、その記憶が少しだけ残っているようで、 時折、何かに導かれているみたいです。 今はただそれだけで僕は満足しています。 昨日の成人式は稀にみる大雪でしたが… 彼は楽しい大切な時間を大切な仲間と過ごしたようです。 これからもも元気でいてなぁ

(2013年01月20日 週報より)


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